公開日:2024.07.29
更新日:2025.01.31
今回は、「SNS運用って、何から始めたらいいの?」「企業に委託するにはどうしたらいい?相場は?選び方は?」というお悩みに応えるため、SNS運用代行について徹底解説します!
目次
・さいごに
SNS運用代行とは?
SNS運用代行とは、企業や個人のSNSアカウント(Instagram、 X、 TikTok、YouTubeなど)の運用を外部企業や個人などの第三者に委託して代行してもらうこと。
若者へのブランディングに効果的なSNSマーケティング。企業アカウントのSNSが魅力的であればあるほど若者のブランドイメージが高いことは明らかになっています。しかし、「SNSを始めよう!」と思っても「何から始めたらいい?」「何を投稿したら見てもらえる?」など疑問は次々に湧いてきます。そんな方に向いているのがSNS運用代行。せっかくやるなら効果を出さなきゃ意味がないですよね。SNS運用代行は”どんなアカウントにしたいか?” “企業や商品にどんなイメージを持ってもらいたいか?”などのニーズを伝えるだけで、その道のスペシャリストが代わりに投稿やコメント対応、アカウント管理などを請け負ってくれます。SNSに関する知識が豊富なコンサルタントに任せることで、企業は大幅な工数を削減することができます。
SNS運用代行のメリット
企業負担ほぼゼロのSNS運用代行。ですが、工数の削減以外にメリットはあるのでしょうか?SNS運用代行を外部企業に委託するメリットは、主に3つあります。
1.運用に必要な工数を削減できる
SNS運用には運用計画からアカウント開設、(依頼する場合は)インフルエンサー選定から起用、定期的な投稿、コメントやメッセージ対応などの投稿管理、効果測定などの長期的で膨大な作業が伴います。企業がSNSで効果を出すためには、これらのサイクルを一貫して回し続ける必要があり、工数削減だけでもSNS運用代行を外部企業に委託するメリットは十分なほどです。
SNS運用代行を行う外部企業はSNS運用に伴う一連の作業をすべて請け負ってくれるため、企業の工数としては依頼時の運用計画などの選定や運用していくなかでの定期的な相談のみだと言えます。
2.効果が出る可能性が高い
ほとんどの場合、SNS運用を代行するのはSNS運用に精通するインフルエンサー系企業のSNS担当者やコンサルタントです。SNSを専門とした戦略を考えるプランナー、SNS市場のマーケティングを行うマーケター、SNSに投稿する画像や動画・テキストを作成するコンテンツクリエイター、効果測定を行うデータアナリストがチームを組んで運用を行っていくこともあります。各分野に精通したスペシャリストが連携して運用を行っていくため、SNS運用経験がなかったり知識に乏しい企業担当者がSNS運用を行っていく場合と比較して効果が出る可能性が高いと言えます。
3.有料のツールを活用できる
SNS運用代行を委託する場合、本来は有料であるツールが活用できるのも大きなメリットです。SNSパフォーマンスの詳細な分析や、アカウントからWEBサイトへの流入率の測定分析ツールやブランドイメージにふさわしいインフルエンサーの選定ツール、複数のSNSアカウントを一元管理し、スケジューリングや分析が可能なツールなどSNS運用と相性が良いツールは沢山あります。SNS運用代行を行う企業の中にはこのようなツールをプランに含んでいることがあり、通常は料金が発生するツールを活用できるのは企業にとってお得なメリットですね。
4.随時、相談にのってもらえる
SNS運用代行では、運用方針や効果などSNS運用に伴う不安や要望を随時伝えることが可能です。運用代行を行う企業の担当者がヒアリングし、随時SNSの運営に反映してくれるはずです。また、「今後は社内で完結するよう内製化を進めたい…」と考えている場合はインハウス化の相談を行うこともできるでしょう。SNSについての豊富な経験やノウハウを持つスペシャリストに相談することで、SNS運用で効果を上げることに加えて社員のノウハウ獲得にも繋がるでしょう。
SNS運用代行のデメリット
ここまで、SNS運用代行には多くのメリットがあることがわかりました。では、反対にSNS運用代行を委託することで生じるリスクやデメリットはあるのでしょうか?デメリットやリスクは3つほど、考えられます。
1.コストがかかる
自社でSNS担当者を設け、企業アカウントを運営するならコストはほぼゼロ。しかし、SNS運用代行を委託する場合、当然ですが委託料がかかります。依頼内容などによって料金プランは企業ごとに様々ですが、それなりの効果を出したい場合はそれなりのコストが生じるでしょう。
2.ブランド理解の不足
SNS運用を行う担当者の、ブランディング方針や理念などの共通認識の不足はデメリットの一つと言えます。SNS運用を行うのはあくまでも、専門企業のSNS担当者であって企業の広報担当ではありません。そのためブランドイメージや企業理念にそぐわない投稿やPRを行ってしまう恐れがあるのです。こういったリスクを防ぐために、企業の広報担当者がSNS運用代行を委託する企業の担当者と丁寧なコミュニケーションを行っていくことが必要です。
3.効果が出る保証はない
SNS運用を専門の外部企業に委託したからといって、決して効果が出る保証はありません。その場合、SNS運用代行にかけたコストは企業にとって損失になってしまいます。SNS運用代行を委託する際は目標数値に高い効果を出すために、委託する企業選びや企業担当者とのコミュニケーションを慎重に行っていく必要があるでしょう。
SNS運用代行の始め方
SNS運用代行のメリットやデメリットがわかったら、いざSNS運用代行を依頼してみましょう。ここでは、SNS運用代行をどの企業に依頼するかを選ぶにあたって、企業が検討すべき項目や事前に決めておくべき項目をご説明します。
●事前に決めておくべきこと/伝えること
SNS運用代行を委託する際に、企業が事前に決めておくべきことは以下の通りです。
SNS運用にかけられる予算、運用代行を委託する企業に伝えるブランドイメージやPR戦略、SNS運用後の目標数値(フォロワー数・視聴数・リード数など)、投稿頻度(1か月に〇本くらいか)、投稿内容や雰囲気のイメージ(参考にしたい他社のSNSアカウント例など)、出演者の希望(社員・インフルエンサー・芸能人)を決め、打ち合わせの際にSNS運用の担当者に伝える必要があります。
●委託企業を選ぶ上で、検討すべきこと
また、SNS運用代行を委託する企業を選ぶにあたって検討するべきことは以下の通りです。
委託期間、予算に合わせた料金プランのイメージ、SNS運用の具体的に何を依頼するか(投稿内容の戦略設計・アカウント開設から運用、分析までの一連の流れすべて/運用から分析まで等)を検討しておく必要があります。「SNS運用代行を行っている企業って、どんな企業があるの?」「企業がありすぎて、どこに依頼したらいいかわからない…」「相場によって、依頼する内容を決めたいけど相場がわからない…」とお困りの方は、以下をお読みください。
SNS運用代行 なにを依頼したらいい?依頼内容
SNS運用代行を委託するにあたって、何を依頼したらいいのでしょうか。委託企業が請け負う業務は以下の通りです。
アカウントコンセプトの設定、投稿コンテンツの制作・撮影・投稿作業、アカウント管理(コメント対応など)、分析です。先ほども述べた通り、依頼する前に投稿内容や頻度などの大まかな運用イメージを持っておく必要があります。例えば、「月10回ほどの投稿頻度で、1年以上アカウント開設から分析まで一連の流れを一括委託したい」「短期集中で、月30本一連の流れを委託したい」「まずは月15本を様子見で運用してほしい」などです。具体的なイメージが湧かない場合は、まずSNS運用代行の委託を行っている企業の担当者にヒアリングして、どのメニューと相性がいいかを検討するのがおすすめです。
SNS運用代行 いくらくらい?依頼内容別相場
SNS運用代行の相場は、10万円以下~50万円以上と言われています。これは企業の規模や依頼するメニューによっても大きく変わってきます。10万円以下の場合はコンテンツ作成やアカウント管理、50万円以上の場合はコンテンツ作成から分析まで一括請け負ってくれます。SNS運用代行に割くことができる予算と相談して、相性のいいプラン内容を見極める必要があるでしょう。
SNS運用代行 成功事例
SNS運用代行で、成功した弊社事例は以下の通りです。
※実績数値は、支援当時のもの

1.おか社長
”お節介社長”というキャラクターで社長自ら全ての動画に出演し、社内の福利厚生の良さをアピール。
業態:営業、コンサルティング
課題:従業員の採用
期間:8ヶ月(継続中)
動画本数:30本
フォロワー:125,500人

2.ひかる達の美容カタログ
インフルエンサーキャスティングで短期集中型PR。
業態:コスメ販売
課題:ECサイトへの集客
期間:2ヶ月(継続中)
動画本数:30本
フォロワー:125,500人

3.富田さくら
クリニックの院長自ら出演し、月間売上2800万円達成。
業態:美容外科クリニック
課題:集客/認知拡大
期間:1年6ヶ月(継続中)
動画本数:180本
月間売上:125,500人
さいごに
いかがでしたでしょうか?今回は、SNS運用代行について始め方からメリット・デメリット、相場、委託企業の特徴などを説明しました。弊社では、主なSNS(Instagram、 X、 TikTok、YouTubeなど)に特化したSNS運用代行をご案内することができます。インハウス化に向けたサポートも可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。